最初に1グループ5人以上にわかれます。そして2つ以上のグループの対抗戦とします。ですから、あなたの手話サークルの参加人数が10人以上のほうがのぞましいです。5の倍数にきちんとならなければたとえば参加人数が13人の場合は、7人と6人に分けて代表5人が交代で前に行ってゲームをおこなう方式でやると良いでしょう。
          
          すすめかたの一例をご紹介します。
          
          1.いくつか作ったカードの中からひとつ代表者に選んでもらいます。カードには「果物」「野菜」「飲み物」「乗り物」「スポーツ」「オリンピック種目」というようなテーマが書いてあります。
          
          2.そのテーマを5人全員が見た後で連想する言葉を同時に手話を使ってあらわします。
          
          3.トランプのポーカーゲームのようにペアが多い方が得点が高いとします。例としては
          ワンペア(2人が同じ言葉)は10ポイント
          ツーペア(2人が同じ言葉の組が2組)は20ポイント
          スリーカード(3人が同じ言葉の場合)は30ポイント
          フルハウス(3人が同じ言葉で残る2人が同じ言葉の場合)は50ポイント
          フォーカード(4人が同じ言葉の場合)は70ポイント
          ファイブカード(トランプではありえませんね)は100ポイント
          というようにあらかじめ担当の方が紙か黒板かホワイトボードなどに基準を明示します。
          
          ここで、NGワードをそれぞれ1つず事前に担当者が設定します。
          
          例えば「スポーツ」というテーマでは「野球」を表現する人が多そうだと担当者が考えたら「野球」という表現をした人、1人ごとに−10ポイントとします。これで各グループ色々と考えることでより複雑によりおもしろくなります。
          
          ではゲームのイメージがしやすいように実況形式で流してみますね。
          
          ここから実況開始です。
          
          では、1番グループの7人のうち代表者5人が前にてできてください。
          代表者の方、裏向きにしたこれらのカードの中から1枚好きなカードを選んでください。
          あっ、「スポーツ」というテーマが選ばれましたね。
          それではみなさん、頭の中でイメージはできましたか。
          準備は良いですか。
          同時に表現してもらいますよ。
          「サン、ニィ、イチ・・・ハイ」
          では確認しますね。
          Aさんは「サッカー」
          Bさんは「野球」
          Cさんは「テニス」
          Dさんは「サッカー」
          Eさんは「水泳」
          ということはAさんとDさんの2人がペアのワンペアですから10ポイントですね。おめでとうございます。
          でも!NGワードが「野球」だったのですね。野球を表現した人が1人ということでマイナス10ポイントさせていただきます。つまり、今回の1番グループのポイント数は0ポイントでした。
          お疲れ様でした。
          
          
          次は2番グループの6人の中から代表者5人が前に出てください。
          代表者の方、カードをひいてください。今回のテーマは「果物(くだもの)」ですね。
          イメージの準備は良いですか。いきますよ。
          「サン、ニイ、イチ・・・ハイ」
          確認します。
          Fさんは「バナナ」
          Gさんは「りんご」
          Hさんは「バナナ」
          Iさんは「いちご」
          Jさんは「バナナ」
          ですね。これはスリーカードで30ポイントの高得点おめでとうございます。
          でも、「りんご」がNGワードだったのですね。ですから30−10=20となり、2番グループのポイントは20ポイントとなります。
          
          それでは1番グループの2回目となります。代表者5名の方は前に出てください。
          
          ここまで実況でした(もちろんセリフはすべて手話であらわしていますよ)。
          
          このような方法ですすめていくと案外盛り上がっていきます。
          
          参加人数が少なくてどうしても5人ずつのグループをつくることができない場合は「3人ずつのグループ」「4人ずつのグループ」というように担当者の方が所属している手話サークルの実情に応じてアレンジしていけばよいですね。
          
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